FC2ブログ

激昂クールダウン

変態OLです。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
最後にばーちゃんに会ったのは、亡くなる1週間前でした。

私は、丁度妊娠6ヶ月に突入した頃で、ぽっこりお腹を抱えて病室に入りました。

そこには、いつも陽気で元気だったばーちゃんが、力無く横たわっていました。

足がむくんで、髪の毛も概ね白髪になって、とても辛そうでした。


私が来たと分かると、


「ああ、よう来たね~」


とむりやり声を出して、それでも次が続かなくて。






私は、少し様子を見て。



ばーちゃん、もう眠いかな?

そう思って

「帰るね」


と声をかけたら


「こっちに来てみ」


そう言うものだから近寄ってみると


私のお腹を、やせ細った右手で



「よか子が生まれますように。ばーちゃんが祈っとくけん」



さするのです。


すりすりすりすり


私。思わず笑みがこぼれて。



でも、ばーちゃんは、「いや」と言いながら首を横に振ると、


私に、もそっと近く寄れと言うのです。



だから私、もそっと近く寄ると


「片手じゃいかん。両手で。良い子が生まれますように」


そう両手で私のお腹を、そっと、でも力強く撫でてくれました。



あれが最期。



今は、生まれてきた息子が、毎日ばーちゃんにのんのんしてるよ。


不孝者でごめん。




もうすぐ3回忌。
スポンサーサイト
テーマ:日記 - ジャンル:日記
コメントする
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。